ずばりサステナブルへの試みだと思います。
私たちのSDGsに照らすと建物との対話。時代との対話。
修繕するべきところを掴み今あるより良いものを組み込んで行く。
その際に顧みられるべき点が、、耐震化、断熱つまり省エネ、バリアフリー化、耐火性能の向上、耐久性の向上などになります。
太陽光発電など経済性を求めることも有益であると思いますが、建物を長く使うことの本質に叶って資するかどうか、対話し吟味の余地はあると感じます。
志のある建築士を活用して欲しいと思います。
出典:やすら木ほーむ
リフォーム後の姿はきれいです。ただしそれ以上に価値があることがあります。
再びその地に立ち続ける骨組みを建物が得ること。
古民家の再生は国策になり今後ブームになりそうです。
しかし一番の弱点が足腰なのです。
特に外周で接地している部分が日本の伝統工法で木材が使われていることが多い。
腐っていないものはないでしょう。
その上に柱が立っているのでこの部分の改修でコスト的な壁に当たることが多いと思います。
それはブームの足枷、やる気に掛けられる冷や水。
誰かが画期的な工法を発明してくれるか。
そんなことまで期待したくなるほどのポイントなのです。
出典:有限会社西川総合建設