出典:What's 石油
石油を精製して得られる材料から文明社会は主に熱と動力を得ています。
原油を分離した成分の特性を知り、活かして便利さをもたらして来ました。
またその環境にもたらす負の側面も知り問題を抱えることになりました。
そのために省エネ技術を絶えず追及して来ました。
国際社会の主導で脱炭素社会の実現がいま求められています。
しかしその行程は政治が先行し確実に見通しが立っているとは言えません。
政治のステージではなく国民の生活から見た石油製品の行方と辿ってゆく道はどのようなものになるのかこれについてはっきりと発言している人たちはまだいないと思います。
御仕舞にしてゆくのならその過程も視野に入れなければ、社会に不安や不満が募るはずです。
数字の目標だけが先に立てられるとそれが躓きと混乱の素になることはよく見て来たことです。
石油製品を丸ごと違う原料でまかなうよう置き換えることは恐らく可能です。
そしてそれはいつか世に出て来るのだと思います。
その時が来るのは世界の争いが民主的にコントロールされ平和がもたらされるのが条件です。
出典:三洋グラビア株式会社